小さな散歩道

おくやま公園(日野市平山2-44)


おくやま公園に通じる階段

公園に隣接する竹林

 平山城址公園駅で下車し、駅前のロータリーから北野街道を東へ進む。「平山六丁目」の信号で右折し、コンビニエンスストア脇の道を進む。歩道橋をくぐり坂道を上っていくと、おくやま公園に通じる2本の階段が伸びていた。


公園は丘陵の中腹にある

  階段上にある園内は、丘陵地の中腹を整地して造られた広場のようになっていた。階段近くのエリアでは所々に木々が植えられていて、その背後の丘からは竹が高く伸びている。
  園内の片側が高い緑に包まれていて、とても静かで落ち着いた雰囲気の公園だ。葉はまだ青々としているが、紅葉の季節になれば色鮮やかな姿を見せてくれるのだろう。また、園内にはベンチも数多く設置されていて、こちらで散策中に一息つく人たちの姿も見受けられた。

 公園奥に進んでいくと、カラフルなジャングルジムや滑り台、ブランコや鉄棒などの遊具が並んでいて、こちらは子ども用広場になっているようだった。園内に生い茂る緑をのんびりと眺めながら、小さな子どもたちを遊ばせるのもいいだろう。

 広場のベンチの先にはちょっとした展望スペースがあり、ここからは北東への視界が開けている。眼下に広がる平山の住宅街から、浅川対岸の豊田の街並みを見渡すことができる。この辺りからはランドマーク的な建物を見ることはできないものの、なかなか気持ちのいい眺望スポットとなっていた。

 なお、おくやま公園は隠れた夜景スポットとしても知られていて、公園入口の階段を上った右手から伸びる獣道を進むと、さらに視界のよいポイントに出られそうだ。夜景を楽しみたい人は、懐中電灯を片手に散策してみるのもいいだろう。

夜景スポットとして知られるおくやま公園

  園内奥にも階段があり、ここを上ると丘の上部に出ることができる。辺りには真新しい住宅地が広がっていて、公園を通り抜ける近隣住民の姿も多く見かけられた。丘陵地の一角を利用して造られたこの公園は、緑豊かな里山と住宅地の緩衝地帯のようなスポットであるようにも感じられた。

 日が暮れるのもだいぶ早くなってきた。暗くなった園内では、無数のスズムシの鳴き声が轟いていた。

(2022年11月掲載)  地図


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