しごと日記Q&A編

  雪の配達でのエピソードを紹介してください。
(2015年2月号掲載)

  まもなく立春。言葉の響きとはうらはらに、すぐに春めくわけでもなく、まだまだ寒い日が続きますから読者の皆さんも風邪など召さぬようお気をつけください。
  この時期、寒さと並んで気をつけたいのが雪への対策。昨年の大雪では、当ASAの配達スタッフも泣かされました。当ASAには北海道、東北、北陸など、いわゆる「雪国」育ちのスタッフもいますが、彼らにとっても雪中での配達は勝手の違うものだったようです。

  印刷工場を出発したトラックが雪で立ち往生してしまってASAに届くのが大幅に遅れたり、やっと届いた新聞を配ろうとしても積雪にバイクが埋もれてしまって身動きが取れない……ということもありました。これを踏まえ、今年からトラックにGPSを搭載し現在地が探せるようになりました。

  途中バイクを乗り捨て、何軒分かの新聞を脇に抱えて雪の中を徒歩で配達し、配り終わるとまたバイクのある場所に戻って新聞を補充して……夜半に配達開始して夕方近くになっても朝刊を配り終えられないという状況の中で、配達を断念したお宅もありました。
  二度の大雪で多くのお客様にご心配、ご迷惑をおかけしましたが、雪の中で多くのお客様からかけて頂いた「お疲れ様」の声が励みになったのも事実です。

  今年から大雪に備え、新聞配送用トラックにGPSを装備、またバイク用タイヤチェーンや新聞配達用のソリも用意しました。あとは、天気予報とにらめっこをするばかりではありますが……。

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