しごと日記Q&A編

  新人さんたちは一人で配達できるようになりましたか?
(2024年4月号掲載)

  3月号でもご紹介した新人君たち、毎日頑張っています。
  元々、バイクの運転経験や地元で新聞を配達した経験がある者は、さすがに仕事の飲み込みが早く、3月の中旬から一人で配達しています。一方、原付き免許を取り立てだったり、遅めの3月下旬に入社してきたりといった新人君たちも、店長や先輩スタッフたちの猛特訓の末、何とかバイクを乗りこなせるようになり、今は配達業務に挑戦中です。

 当ASAでは、一人のスタッフが受け持つ配達件数(配達部数)は400〜450件ほど。朝日新聞をはじめ、日本経済新聞、東京新聞、毎日新聞、産経新聞の主要紙、各スポーツ紙、英字紙や業界専門紙など毎日約20種類の新聞を配達しています。

 バイクの運転ができるようになると、先輩スタッフから配達コース(配達順路)を習います。これは「順路取り」と呼ばれる作業で、明るい日中に読者宅の表札やポストの色や形状を確認しながら教わります。
  「順路取り」を終えると、次は「空回り(からまわり)」です。順路取りで習った配達コースを一人で何周も回って順路を体で覚えます。この「空回り」を2〜3日続けた後、いよいよ朝刊配達デビューです。

 初めは配達エリアの1/3、150件ほどを配達して、残りは先輩スタッフが配達します。それから半分、2/3と新人君の配達部数を少しずつ増やしていきます。だいたい10日ほどで、一人で配達できるようになります。一日配るごとに動作がスムーズになって、配達速度も目に見えてアップします。

 とはいえ、まだまだ不慣れな点もあります。天候や、その日の新聞の厚さによって、しばらくは配達時間が安定しない日もあるかと思います。読者の皆様にもご心配をおかけいたしますが、配達漏れや遅配等でご迷惑をおかけすることのないよう、スタッフ一同で新入社員をフォローしながら指導して参りますので、今後ともよろしくお願いします。

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