しごと日記Q&A編

  今年も新しい新聞奨学生が入りましたか?
(2020年4月号掲載)

  随分と暖かくなってきました。今年は桜の開花が早かったためか、まだ4月初旬だということを忘れてしまいそうになります。

  さて、先月号のこのコーナーでご紹介したとおり、当ASAの新聞奨学生たちも、社会に巣立っていく卒業生と、これから一緒に仕事をしていくことになる新入生の入れ替わりを無事に終えました。
  新しく仲間に加わった新入生の多くは、つい先日まで高校生だったような若者たちで、まだまだガチガチに緊張しています。それでも、彼らのような初々しいスタッフがいると店内が明るくなったような気がします。また、通常の新入社員も入ってきて、随分にぎやかです。

  当ASAでは、社員と同じく奨学生たちもバイクで配達をしていますが、バイクの運転経験のある新入生はほとんどいません。最初の数日間は、担当の先輩スタッフがつきっきりでASAの敷地内、交通量の少ない近くの公道でひたすら運転の練習です。ふらふらと頼りない運転からスタートして、現在は担当の先輩たちに教わりながら配達業務に挑戦しているところです。

  新生活の不安や慣れないバイク運転の緊張で疲れた顔をしていた新入生たちも、休み明けには元気な顔で出社してきます。店長が「昨日の休みの日は何して過ごしたの?」と休み明けに新入生の一人に聞くと、「やることが無かったんで、寝転がって、ボーっとしていました」とのこと。
  本人いわく、実家にいる頃から、暇な日はそうやって時間をつぶしてきたとのこと。それなら、テレビがあったほうがよっぽど暇つぶしになるだろうと、リサイクルショップに連れて行こうかと聞くと、「スマホがあるから大丈夫です」と今時な返事。

  これからも頑張ってほしいものです。

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