しごと日記Q&A編

  梅雨が近づいてきましたね。新人君、がんばってますか?
(2019年6月号掲載)

  毎年この時期になると梅雨の話ばかりしている気がしますが、気象庁によると、関東甲信地方の梅雨入りの平年値は6月8日頃だそうです。昨年は平年より二日早い6月6日に梅雨入り、7月に入ればいよいよ梅雨本番かと構えていたのに、6月のうちに梅雨が明けてしまいました。今年もいよいよ梅雨入りです(この記事は5月下旬に書いています)。

  梅雨時によく使う言葉で『じめじめ』と『ムシムシ』というものがありますが、みなさんはこの違い分かりますか?辞書などによると、湿度の高い状態が『じめじめ』、高温でなおかつ湿度の高い状態が『ムシムシ』(蒸し蒸し)というらしいです。

  さて、だんだん夏が近づいてくると、湿度とともに気温も上がって『蒸し蒸し』してきます。6月下旬の夏至の頃には、日の出の時刻も一年のうちで一番早くなります。朝刊の配達を終え、自宅に帰ったスタッフたちが、布団に潜りこんで寝付くまでに一苦労する季節です。
  春先に入社して、ゴールデンウィーク期間中も元気に新聞を配っていた新人君たちですが、この時期になると眠たそうな顔をして出勤してくる子が増えてきます。 蒸し暑さや日の出の明るさで寝つきが悪くなったり、逆に仕事に慣れてきて夜更かししてしまったり、理由は様々です。
  大寝坊をした新人君たちを、先輩スタッフたちが心配して寮の部屋まで起こしに行くこともあります。寝坊すると、配達が遅れて読者の皆さんにもご迷惑をかけますし、慌てて配達をするので事故の原因にもなりかねません。配達には心の余裕も必要なのです。
  先輩スタッフたちが寝ぼけまなこの新人君たちに、「寝られるときにきちんと睡眠をとるのも仕事のうちだぞ」と言い聞かせます。

  梅雨が明けると、今度は暑い夏がやってきます。まだまだ体力勝負の季節は始まったばかりです。新人君たちにも早く自分の生活サイクルを築いてほしいものです。

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