しごと日記Q&A編

  新聞奨学生も卒業される方がいるのですか?
(2019年3月号掲載)

  三月三日は桃の節句、ひな祭りです。お嬢さんやお孫さんのお節句を楽しみにしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。この節句からの連想で、たおやかなイメージのある桃の花ですが、いくつかある花言葉のうちの一つに『天下無敵』というものがあるそうです。もちろん、きちんとした由来もあるようですが、それにしても桃の花の花言葉が『天下無敵』というのはちょっと意外ですよね。

  桃の節句が過ぎると、いよいよ桜の開花が待たれるようになります。今年の冬は小雪の舞う日も何度かあって当ASAのスタッフたちもハラハラしましたが、おおむね好天に恵まれました。ひょっとすると桜の開花も平年より早まるかもしれません。

  さて、春は別れと出会いの季節でもあります。当ASAでも、この春いくつかの『別れ』があります。新聞奨学生として配達や集金などの業務に携わってきた若者たちが、卒業や進級にともなって今月の半ばにはASAを巣立っていく予定なのです。同様に、読者のみなさんの中にも、この春、進学や就職、転勤などで、ご家族や友人とのお別れを迎えた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

  別れがあれば出会いもあります。一年のうちでもっとも転出入が多くなるこの時期、当ASAでも、ありがたいことに転入されてきた方から新聞配達のご用命をいただくことがあります。
  「〇丁目◯番地◯号の□□だけど、今日引っ越してきたから明日の朝から新聞を配達してください」という電話をいただきます。まだ明るい時間だと、スタッフが当日の新聞を持って挨拶に伺い、その折に新聞受けやポストの場所を確認します。
  しかし、ご連絡をいただいた時間が夜遅かったり、受話器越しに忙しそうな雰囲気が感じられたりして、ご挨拶に伺えない場合もあります。そういう場合は、地図で場所を確認したうえで配達することになります。
  ごくまれに新築のお宅だと、地図上は更地を表す空白のままで、番地さえ割り振られていない場合があります。多分あのあたりだろうと見当をつけて配達に出発、現地に到着すると、予想していた場所に、まだ表札の掲げられていない新築のお宅が数件並んでいたりして、早朝の街なかでスタッフが首をひねることになるのです。

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