しごと日記Q&A編

  朝日新聞販売店なのに様々な新聞を扱っているのはなぜですか?また、全種類を一人の人が配っているのですか?
(2011年8月号掲載)

  当ASAは朝日新聞の専売店ですが、日本経済新聞、東京新聞、産経新聞、毎日新聞も配達するほか、関連するスポーツ紙・専門紙も取り扱っていて、全部で20種類以上あります。他紙の専売店ではカバーしきれない地域の配達に協力して、どこに住んでいても隔たりなく新聞が配達されるよう新聞普及に努め、地区ごとに決まった担当者が全種類を一人で配達しています。
  配達先をすべて暗記することはできないため、新聞配達の虎の巻である「順路帳」(読者名・新聞名・順路記号・ポストの種類や場所などが書かれている)をもとに配達していきます。「順路帳」の仕組みをきちんと覚えないと、ご購読いただいている新聞とは別の新聞を誤って配達してしまうようなことになります。見た目や見出しが似ている新聞などは、銘柄をしっかり確認してから投函しないといけませんし、同じ銘柄の新聞が何件か続く時は、そのままの流れで配達し続けてしまうので、集中力を持続させないといけません。
  基本的なことですが、バイクの荷台や前かごに、新聞を同じ順番で同じ場所に積むようにして、真っ暗な中で新聞を抜き取る際に取り間違えることがないようにすることが、いちばん大事な作業です。

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