府中市郷土の森博物館　（府中市南町6-32）

　
（左）　府中郷土の森博物館入口　　　（右）　復元建物の一つ・島田薬舗

安全な浅瀬で、水と遊ぶ幼児

急流な岩場はちょっと大きいおねえちゃん、
お兄ちゃんに人気

園内には芝生広場も

「水遊びの池」脇の芝生広場では
持参したテントの中で着替えをしたり、お昼寝をしたり

　府中駅または分倍河原駅から「郷土の森総合体育館」行きバスで、「郷土の森正門前」下車。同博物館は、多摩川の是政緑地に隣接した自然の多い場所にあり、敷地面積は13ヘクタールを超える。府中市域の江戸中期から昭和初期の建築物を移築復元して保存している。また園内には、自然な川の流れを再現した「水遊びの池」（池の水は地下水を循環利用）があり、猛暑の続く今年は小さな子どもに大人気で天気が良い日には、水遊びの池からは子ども達の楽しそうな声が聞こえる。

　 途中に【お父さん、お母さんにお願い】という看板があった。
【水遊びの池はプールではありません。顔をつけないよう注意して下さい】と。「水遊びの池」にも、【必ずパンツを着用。おむつのまま入らないで（ただし水遊び用おむつは除く）。ビーチボール、浮き輪、ボートなど遊具は持ち込まない。噴水の石の上には上らない。ビン、カンは持ち込まない。】
　 水深35cm程度。訪れた土曜日には多くのおばあちゃん、おじいちゃん、両親と小さな子どもが水と戯れていた。一定時間毎に３ヶ所の石組みから霧状の噴水が勢い良く出ると子どもたちは大喜びだ。（噴水の運転時間は8月29日までは10時から16時まで20分ごとに。16時30分まで）　また、隣接する芝生広場で 休憩したり、お弁当を食べたりすることができる。

　 博物館の中では子どもたちも楽しめる常設展示室と、特別展「あしもとネイチャーワールド夏の生きもの甲子園」（8月30日まで）、企画展「隕石展-宇宙からの贈り物-」（9月27日まで）を開催。プラネタリウムでは「ちびまる子ちゃん　星にねがいを」を投影。（9月6日まで）
　 帰りには園内にある移築復元建物をめぐってみては。また同博物館の道路を挟んでゴーカートで遊べる交通遊園、プール、芝生広場がある郷土の森公園も要チェック。

■府中郷土の森博物館　（ 府中市南町6-32）

開館時間／9：00〜17：00　（入場 16：00まで）
休館日／月曜日（祝の場合は翌日）
入館料／大人 200円、中学生以下100円、4歳未満無料
プラネタリウム／大人400円、中学生以下200円、4歳以下無料
問合せ／ TEL：042-368-7921

（2015年8月掲載）　　地図