小さな散歩道

青梅鉄道公園 (青梅市勝沼)

 

 JR青梅線青梅駅から徒歩15分。東日本旅客鉄道の所有で、東日本鉄道文化財団が運営する青梅鉄道公園に行った。 実物の鉄道車両を中心に保存展示公開しているユニークな公園だ。庭にかつて黒い煙を吐きながらレールの上を走っていた蒸気機関車が8両、 電車、電気機関車が各1両、合計11両も展示してある。どれも貴重な鉄道文化財ばかりだ。
  たとえば1872(明治5)年、新橋〜横浜間に開業した日本で初めての鉄道に使われた英国製の「3号機関車」と呼ばれている蒸気機関車。 国鉄が最後に新製した急勾配用の蒸気機関車など8両。また戦前に生まれた初期の国産電気機関車(茶色)や、 1978(昭和53)年まで大阪、東京で活躍した茶色の通勤電車など。実物を目の前で見るとその大きさに圧倒される。
 入園者の主流は小さな子どもを連れた若いお父さんやお母さんたちだ。 ミニSL「弁慶号」や動く乗り物の遊戯機器類が設置されていて2、3歳の子どもも遊んでいた。 公園の奥に下がった広場には東海道新幹線用に製造された0系の先頭車が展示されていて、運転席に座れるので子どもは大喜びだ。
 この青梅鉄道公園は旧国鉄が鉄道開業90年記念事業として1962(昭和37)年に開設しもので入口に記念館がある。 1階の「模型鉄道パノラマ」では1時間に1回定時に、模型の車両が走る。 80分の1のミニチュアの町や山の間をくぐって走る新幹線や特急電車(HOゲージ)をじっと見つめている3歳位の男の子がいた。 「家では電車のDVDを流していればおとなしいです」とお母さん(所沢市)。
 2階展示室では「思い出の鉄道グッズ色々展」が開催されていた。 切符、記念品、絵葉書、弁当などを写真で見せている。鉄道チャレンジクラブ企画制作資料提供。8月25日まで。

■青梅鉄道公園  (問合せ TEL:0428-22-4678)
入園料/ 100円(小学生以上)
開園時間/ 9:15〜17:00(入園は16:30まで)
休園日/月曜日(国民の祝日・振替休日の場合は開園し、火曜日休園)年末年始
特別開園/新年(1/3〜7)、春休み期間(3/26〜4/6)、GW(4/29〜5/5)、10/1が月曜日の場合は特別開園

(2010年7月掲載)  地図


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