しごと日記Q&A編

  あっという間に年末。ASAの皆さんの大掃除事情は?
(2022年12月号掲載)

  今年も残りひと月を切りました。本年もご愛読ありがとうございました。

 12月13日は「すす払い」の日。毎年この時期には各地の神社や寺院などでの様子がテレビのニュース番組や新聞記事で紹介されます。 ニュースをご覧になってから重たい腰を上げて年末の大掃除の準備を始めるという方も多いのではないでしょうか。
  現在、当ASAの社員や新聞奨学生たちは、大半が寮に住んでいます。昔は、店舗の2階部分を寮として利用している新聞販売店も少なくありませんでしたが、最近では随分と少なくなりました。スタッフたちの住む寮も、ASA周辺のワンルームアパートなどです。一人部屋ですから、掃除・洗濯などの家事は当然、各自でこなすことになります。寮の部屋をきれいに使っているかどうかは、年末のこの時期に限らず、店長の心配の種の一つです。

 つい先日も、店長の「部屋はきれいに掃除してる?」という質問に、「掃除したいのはやまやまなんですけど、しばらくはできそうもありません」と返したのはあるベテランスタッフ。何でも、趣味で長年コツコツ作り続けてきたプラモデルたちが部屋を占領していて片づけられないとのこと。「捨てたら?」と言い放つ店長に「簡単に言わないでくださいよ、大切なプラモデルなんですから・・・」と泣き出しそうな声で返します。「じゃあ、どうするの?」と重ねて問いかけてくる店長に、「とりあえずは、僕にもしものことがあった場合には棺桶に一緒に入れていただけるとうれしいなあと思っています」なんて返事。店長もさすがに困り顔です。

  周りのスタッフに聞くと、漫画本やアニメのキャラクターのフィギュアなど、自分の大切にしているもので部屋が埋まってしまっているという人は少なくないようで、スタッフの私生活は思っている以上に充実しているようです。

  それでは、少々早いご挨拶にはなりますが、皆様、よいお年を。

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