しごと日記Q&A編

  先日、先輩社員と一緒に新人君が来ました。慣れましたか?
(2017年5月号掲載)

  「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」。よく知られた俳句ですが、江戸時代に作られたものだそうです。俳句の心得があるわけではありませんが、いかにも初夏の五月らしい句です。
  ホトトギスではありませんが、ASAのまわりをツバメが飛び始めました。縁起物だし、今年こそ店舗の軒先に巣を作ってくれないかと期待しています。

  この春、入社してどうにか配達を覚え、中には先月末の集金で皆さんにお披露目となった新人君もいます。配達では、「順路帳」と呼ばれる配達マニュアルを手放せずに配達所要時間がなかなか縮まらなかったり、集金に伺っても釣り銭の計算に手間取ってしまいお客様をお待たせしたりすることがあるようです。まだまだ半人前の新人君たちですが、自分が毎日配達している読者の皆さんと初めて顔を合わせて、ようやく仕事の実感が湧いてきたようです。
  入社して、最初の月末の集金業務が始まるまでに配達業務を覚えてしまうパターンが理想的です。しかし、月末までに配達を覚えられなかった場合は、2ヶ月近く集金に挑戦できないことになります。「初めての集金でお客様と顔を合わせた時は、ほっとしたよ。入社して1ヶ月以上も配達だけの日々が続くと、なんとなく自分のお客様はポストなんじゃないかなって不安になっちゃうよね」なんて冗談めかして話す先輩スタッフもいます。

  まだまだいろんなことを経験していく新人君たち、6月にはスタッフ泣かせの梅雨が始まります。最初の試練です。

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