しごと日記Q&A編

  今年は雪が降らないといいですね。
(2017年1月号掲載)

  明けましておめでとうございます。本年もよろしくおねがい申し上げます。

  さて、新人君たちも分厚い元旦の朝刊配達をなんとか乗り切って、今年も無事新年を迎えることができました。
  正月を『新春』や『初春』とも呼びますが、寒さはこれからが本番。数年前のような大雪が降ったりすることもありますから、気を抜けません。雪の日の新聞配達は、配達所要時間が長くなり体力も消耗します。経験豊富なベテランスタッフでも負担の大きいものですが、昨秋11月に雪が降ったときには当ASAの新人君たちも頑張っていました。

  ただ、いくら大変でも降雪は天気予報で前もって予測できますし、バイクのタイヤチェーンの装着など対策もできます。

  冬場の配達でもうひとつ配達スタッフを悩ませるもの、それはずばり路面の凍結です。
  最近、テレビの天気予報などでよく耳にする『放射冷却現象』によって厳しい冷え込みになると、未明の朝刊配達時には路面が凍結してしまうことがあります。特に、昼間でも建物の陰になっているところや水たまりなどは注意が必要です。街灯や門灯の明かりがあれば照らされた路面が光を反射するので早い時点で構えることができますが、明かりのない道路ではぎりぎりまで気づかないこともあります。バイクのライトの光の反射具合で路面の凍結に気づいても間に合わず、慣れない新人君は焦って急ブレーキかけてスリップ、転倒してしまうこともあります。
  この時期でもたまに、夕刊配達時に玄関先で水まきや洗車をされている方を見かけることがあります。笑顔で挨拶しつつも、内心「明日の朝刊やばいだろうなぁ〜」と不安になってしまいます。

  まだ配達エリアの要注意ポイントを把握しきれていない新人君、バイクで転んで擦り傷を作っても、「道路がキラキラ光ってきれいですよね」なんて、先輩たちに負け惜しみを言っています。
  新人君たち、今年も一年頑張ってほしいものです。

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