しごと日記Q&A編

  休刊日以外に休みをとるような時、配達はどうしているのですか?
(2014年8月号掲載)

  新聞に休刊日以外お休みがないように、販売店にも夏休みはありません。社員は交代で連休をとって、帰省したり旅行に行ったりしています。

 配達員が休みをとっても新聞の配達が滞らないように、代わりに配る「代配」(だいはい)を担当する社員がいます。配達には「順路帳」という配達順路が書いてあるものを使います。
  代配担当の社員は、地区担当者が休むときにしかその地域を配達しません。今日はA君、明日はB君……という具合で、場合によっては、1ヶ月ぶりにその地域を配達することもあるので、自分なりに目印になるものを覚えるようにしています。一番の目印になるのは、特徴のある形をしたポストや壁の色などです。「アメリカンポスト(通称アメP:洋画に出てくるようなかまぼこ型のポスト)の◯◯様の次は3軒先の青い壁の△△様……」というふうに覚えていきます。 
  表札が木に隠れていたり、かすれて名前が消えかかっていたりするような家が続く場合、何か目印がないと、配達先のお宅がどこなのかわからなくなることがあります。また、目印になっていたお宅が改築で足場が組まれていたり、ポストの位置が変わっていたりすると、その家で合っているのか不安になることもあります。

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