しごと日記 Q&A編

 新聞配達で使っているバイクは、おそば屋さんなどの出前のバイクとどこかが違うのですか?
(2007年11月号掲載)

 新聞配達用のバイクは、ホンダの『プレスカブ』、ヤマハの『ニュースメイト』、 スズキの『バーディー』などがあります。また、この秋から、環境問題に対応して、 各社が2サイクルエンジンのバイクを生産中止して、4サイクルだけになりました。
 排気量は原付免許で乗れる50ccを使う場合が多く、当ASAもプレスカブ50ccを使用しています。 耐久性に優れ、低燃費でエンジン音が比較的静かだからです。
  このバイクの特徴は次の通りになります。
 まず、はじめに、メインスタンド以外に、1日何百回も乗り降りするのに耐えられる強力スタンドが左側についています。 左手のクラッチレバーがなく、ウインカーが右手側についているのは配達に使う順路帳を持つためです。
  前後で200部を超える新聞を積むために、大型の前カゴと新聞の大きさに合わせた荷台がついています。 また、前のライトがハンドル中央以外に前カゴ先端についているのは、前カゴに新聞をたくさん積んでも正面を照らせるためです。
 新聞配達は、頻繁に停止・発進を繰り返すので、大き目のバッテリーもついています。
  以上のような点が特徴で、まさに新聞配達仕様に作られているのです。

  配達も熟練してくると、バイクを止める直前に、左手で前カゴや後ろの荷台から新聞を抜き取り、 ポストに新聞を入れることができるようになってきます。これは、新聞配達人としての熟練した技のひとつです。
  新入社員は、原付の免許を持っていても、せいぜいスクーターを乗った経験しかないため、 ギアのついたバイクの運転の練習から始めると、足でギアを変えるのに戸惑ったり、 新聞を積むと重くてバランスが取れずにフラフラして……と、バイクに慣れるだけで1週間位かかる社員もいます。 配達を一人でできるようになるには、2週間くらいかかります。

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