しごと日記 Q&A編

 この春、引越ししてきました。 ゴールデンウィークを利用して旅行に行こうと考えています。その間の新聞はどうしたらよいでしょうか?
(2007年5月号掲載)

 お出かけの増えるこの時期、お留守の間の新聞にも注意を払っていただきたいものです。 ポストに新聞がたまりっぱなしになっていると、留守にしていることが周囲から分かってしまいます。 そういう時には、新聞の配達を一時ストップするサービスがあります。
  すでに多くの方にご利用いただいているサービスですが、 今回は、お留守中の新聞の配達休止についてご説明したいと思います。

 お出かけの多いゴールデンウィーク、夏休み、正月には、販売店は配達休止の取次ぎでてんてこ舞いとなります。 この時期は、多い日で400件もの配達休止の連絡をいただきます。これは全読者の約5%に相当し、 400部を配達しているエリアだと20件ものお留守があることになります。 中には、「今日の夕刊だけ休みたい」という場合もあります。
  配達には万全を期していますが、あまりに休止の件数が多いと、 ついついいつもの習慣で誤って配達してしまうことがあります。 すぐに気付いてポストから新聞を引き抜こうとしますが、一旦配達してしまった新聞は、 ポストからなかなか抜けない場合もあります。
  そこで、販売店からの提案です。アパートやマンションなど集合住宅にお住まいの皆様、 できればドアポストの中の扉を開け放っておいていただけると幸いです。 誤って配達してしまった場合でも、中に落ち込んで外部からもお留守だと分かりません。 新聞は休止していても、郵便物やその他のチラシがたまってしまうこともありますから……。
  そういった対策が難しい場合は、お留守の間の新聞を販売店でお預かりして、 お戻りになってからまとめてお届けする「取り置き」のサービスがあります。
  「○月×日から新聞を休みたいんだけど……」と伝えていただければ結構です。 ご住所、お名前、ご購読の新聞などを確認し、配達休止の手配をさせていただきます。
  ちなみに、この後の販売店内での流れはというと……。
  電話の内容を受付したら、連絡票に記入し、配達担当者に渡します。 担当者は、受け取った連絡票の内容を、配達区域ごとの一覧表に転記します。 連絡票にはお客さまの個人情報が記載されているので、転記が済んだらシュレッダーで粉砕します。
 次に、「増減簿」という帳簿に記入してから、 「順路帳」という以前ご紹介した配達の虎の巻のようなものに、 「○月×日〜○月△日まで取り置き」という記入をします。 順路帳に反映されることで、毎日配達しているスタッフが休みの場合も、 代わりに配達するスタッフに引き継がれるのです。

 いずれにせよ、物騒な世の中です。 お留守の間、新聞がポストにたまりっぱなしになっている、 そんなことがないように、販売店へご連絡いただいて、お出かけ下さい。


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